Record China 2012年6月19日(火) 7時44分
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17日、中国吉林省松原市でアダルト動画95本をダウンロードしたとして地元公安局に拘留された男性が再議を申請したところ、地元政府が拘留を不当と認める決定を下していたことが分かった。写真は1月、北京市内で実施された違法ネットカフェの取り締まり。
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2012年6月17日、中国吉林省松原市でアダルト動画95本をダウンロードしたとして地元公安局に拘留された男性が再議を申請したところ、地元政府が拘留を不当と認める決定を下していたことが分かった。18日付で新民網が伝えた。
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不当に拘留されたのは同市前ゴルロス・モンゴル族自治県在住の男性。今年3月、同県公安局が男性のパソコンからアダルト動画95本を発見。その後の調べでこれらが昨年12月から2月にかけてインターネットサイトからダウンロードしたものだと分かり、公安局に連行された。男性は15日間拘留されたほか、罰金3000元(約3万8000円)を徴収された。
ところが、男性はこれらのアダルト動画はあくまでも自分だけで楽しむためだったと主張。拘留や罰金は不当だとして、同県政府に行政再議を申請した。その結果、同県政府も男性がアダルト動画を他に流布しておらず、社会に対する悪影響もほとんどないと判断、男性に対する処分は不当だったとして、16日付でこれを取り消す決定を下した。
当時、男性を不当に連行した警察官は停職処分となった。同県公安局は男性に罰金を全額返還し、事態の収拾を図ろうとしたが、男性は説明と謝罪を求めている。男性によると、連行された当日、警察官は「地元警察のイメージを壊す恐れのある画像をネット上に流した」と説明していたという。(翻訳・編集/NN)
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