レンタル料なんて安いもの?!“重要外交ツール”パンダには王様級の待遇を与えよう―マレーシア

Record China    2012年6月20日(水) 11時7分

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17日、シンガポールのチャンネル・ニュースアジアは、パンダ受け入れをめぐり議論が起きているマレーシアを取り上げ、「パンダには王様級の待遇を与えるべきだ」と提言した。写真は四川省のパンダ繁殖基地。

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2012年6月17日、シンガポールのチャンネル・ニュースアジアは、パンダ受け入れをめぐり議論が起きているマレーシアを取り上げ、「パンダには王様級の待遇を与えるべきだ」と提言した。18日、環球網が伝えた。

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先日、国交成立40周年を記念して、中国がマレーシアにパンダのつがいを贈ることが発表された。ところがマレーシアでは一部に反対論が広がっている。パンダのレンタル料、パンダ館建設費、飼育費が高すぎる。そんな金を使うのならばマレーシアの絶滅危惧種保護に使った方がいいという批判だ。

これに対し、チャンネル・ニュースアジアに寄稿したマレーシア紙・星報の黄振偉編集長はパンダはたんなるかわいい動物というだけではなく、きわめて重要な外交ツールだと指摘した。中国とマレーシアの貿易額は今年、1000億ドル(約8兆300億円)の大台に達する見通しで両国の関係を維持し、さらに深めることは重要だと主張した。

また2003年にパンダを贈呈されたタイでは2009年に赤ちゃんが生まれ、パンダブームが到来したという。入場客が殺到し動物園の入場料収入は数十万ドルに達した。無意味な議論に時間を使うよりも、パンダがもたらすビジネスチャンスをいかに有効活用するかを考えるべきだと黄編集長は指摘している。(翻訳・編集/KT)

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