世界で話題の「暗闇レストラン」、中国に店舗拡大中―上海市

Record China    2007年3月5日(月) 0時32分

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上海市内にオープンする「暗闇レストラン」。自分の手も見えないほど、店内は真っ暗だ。スイスの盲目の牧師によって設立されたこのレストランの趣旨は、視覚障害者に就職の場を与え、健常者が視覚障害者の体験をすることだ。今後、中国での展開が予定されている。

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2007年3月3日、開店準備が整った上海市の「暗闇レストラン」は、正式オープンを待つばかりとなった。

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全体が黒で統一されたこのレストランは、 店内に入ると自分の手さえ見えないほどの、真っ暗な状態だ。店内に入る時客は、従業員の肩に手を置きながら歩き、中を案内される。そして食事も、真っ暗闇の中で食べることになる。

この「暗闇レストラン」は1999年、スイスチューリッヒに世界一号店がオープンした。盲目の牧師が視覚障害者のために設立したというこのレストランは、彼らに就職の場を提供している。また目が見える健常者が、視覚障害者の体験を味わい、理解する機会にもなる。その後このレストランは、パリ、ベルリン、ロンドンなどのヨーロッパ各地に広がり、アメリカ、カナダ、オーストラリアロシアなど世界各国にも広がった。アジア地区では、2007年1月20日にオープンした北京店が初店舗で、今後、広州杭州、大連、成都深センなど中国の10都市での店舗拡大が予定されている。(編集・饒波貴子)

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