陳光誠事件で引責か、山東省の司法・公安トップ解任―中国

Record China    2012年6月23日(土) 9時49分

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21日、中国当局は山東省公安庁の呉鴻飛氏が庁長・党委書記の職を解任されたと発表した。人権活動家・陳光誠氏の監禁・迫害事件の責任を負わされたと見られている。写真は陳光誠氏。

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2012年6月21日、中国当局は山東省公安庁の呉鴻飛(ウー・ホンフェイ)氏が庁長・党委書記の職を解任されたと発表した。人権活動家・陳光誠(チェン・グアンチョン)氏の監禁・迫害事件の責任を負わされたと見られている。米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。

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4月、陳氏は山東省臨沂市の自宅から脱出。北京市の米国大使館に駆け込み、保護された。米中政府の交渉により留学名目での出国という形で決着がついたが、米中関係を揺るがしかねない外交問題となり、全世界の注目を集めた。

これだけの事件を起こした地方政府の責任は免れられないと見られていた。6月9日に山東省政法委書記の柏継民(バイ・ジーミン)氏が解任されている。今回、呉氏が解任されたことで、山東省の司法、警察担当トップが相次ぎ解任されたことになる。(翻訳・編集/KT)

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