2012年6月22日、華商報は、陝西省渭南市合陽県の古刹に眠る遺物を狙った盗掘団が逮捕されたと報じた。

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逮捕された盗掘団は7人。合陽県の羅山寺の地下にはお宝が埋まっているという話を聞きつけて、はるばる山東省からやってきた。盗掘団といってもこれが初めての仕事となるアマチュアだが、その仕事ぶりはなかなかのもの。廃屋を借りてその庭から地下道を掘ったのだが、防毒マスクをはじめ各種工具を準備し、5日間で18メートルものトンネルを掘ったという。

あと数メートルで目的地点にたどり着こうという時にトラブルが起きた。夜中、トンネルの外に人が来ては懐中電灯で中を照らしていったのだ。計画が露見したと慌てた盗掘団は道具もすべて置き去りに山東省に逃げ帰ってしまった。

トンネルをのぞき込んだのはある観光客。廃屋の庭に大量の土が積まれているのを見て、盗掘ではないかと思い当たったのだという。通報を受け警察は捜査を開始、すでに4人を逮捕した。現在、残る3人の行方を追っている。（翻訳・編集/KT）