2018年7月8日、中国の動画サイト・梨視頻は、浙江省杭州市で行われた婚活パーティーについて紹介する動画を配信した。

動画によると、7日、杭州市で「2018婚活大会」が行われたが、その会場には多くの「90後（1990年代生まれ）」の若者が集まったという。動画では、この「90後」たちにインタビューしている。

候（ホウ）さんという男性は「初めて婚活パーティーに来た。婚活もなかなか面白い」と感想を述べた。また、1994年生まれで大学を卒業したばかりの楊（ヤン）さんという男性は、職探しは焦っていないが、先に彼女を見つけたいと述べ、「94年生まれはもういい年だ。もうすぐアラサーになる。付き合ってから結婚まで2、3年かかるし、そのころには私も30歳近くになる。その時に結婚ではちょっと遅すぎる」と語った。

これに対し、中国のネットユーザーから「いい年になったら結婚しなければならないと誰が決めたんだ？」「私は33で独身ですが何か？独り者万歳」「私は結婚しない主義です」などのコメントが寄せられた。

また、「80年代生まれの独身おじさんはいったいどうしたらいいのだ？」「80年代生まれでは、申し訳なくて婚活会場へ行くこともできない」「もはや80年代生まれは舞台から消えたということか」などのコメントもあり、婚活パーティーでは90年代生まれが主役となっていることに複雑な思いがした人も多いようだった。

ほかには、「経験者として一つ忠告しておく。結婚を目的として結婚すべきではない。そうでないと死ぬほど後悔することになる」という意見もあり、多くの人の支持を得ていた。（翻訳・編集/山中）