Record China 2018年7月10日(火) 23時40分
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韓国で「#MeToo」運動が盛り上がりを続けているが、韓国メディアの5分の1が加害者側の立場から報じていることが明らかになった。
2018年7月9日、韓国で「#MeToo」運動が盛り上がりを続けているが、韓国メディアの5分の1が加害者側の立場から報じていることが明らかになった。環球網が伝えた。
「#MeToo」は米ハリウッドのプロデューサーからセクハラを受けた女性たちが声を上げたのをきっかけに世界に広がり、男性社会と言われる韓国にも拡大した。
しかし、韓国・聯合ニュースによると、韓国女性家族部の下部組織・韓国両性平等教育振興院(KIGEPE)と韓国YWCAが1~3月にネット上での報道記事1500件について調べたところ、被害者の立場から報じた記事が41.5%だったのに対し、加害者の立場から報じた記事は21.6%で、加害者の立場で報じた記事が5分の1を占めていた。
「#MeToo」運動に対して肯定的に報じた記事は76.6%で、否定的に報じた記事は15.5%、中立的に報じた記事は7.9%だった。
一部の記事は加害者側の立場を擁護したり、被害者や告発者自身の問題を強調したりしたほか、「#MeToo」運動は文化関連産業の発達を阻害する恐れがあるさえ指摘する記事もあったと韓国両性平等教育振興院の関係者は話している。
また、ある消息筋は「#MeToo」運動を取り巻く報道のあり方に憂慮を示し、運動への見方を変えるなど自浄効果を発揮すべきだとしている。(翻訳・編集/岡田)
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