Record China 2012年6月28日(木) 18時6分
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26日、インド軍事専門誌は、中国海軍の行動範囲は21世紀半ばまでに全世界に広がるだろうと報じた。写真は25日、8回目の試験航行を終え、大連港に寄港した中国初の空母ワリャーグ。
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2012年6月26日、インドの軍事専門誌インディアン・ディフェンス・レビュー(電子版)は、中国軍は今後10年以内に完全に自力で武器及び宇宙技術を調達できるようになり、中国海軍の行動範囲は21世紀半ばまでに全世界に広がるだろうと報じた。新華網が伝えた。
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中国海軍は現在、兵士22万5000人を擁し、北海と東シナ海、南シナ海の3艦隊に分けられ、各艦隊は海上艦隊、潜水艇艦隊、海軍航空兵および湾岸防衛部隊で組織されている。さらに、中国海軍は主要な海軍基地10カ所を擁するとともに、万一の場合は商船および漁船を組織することも可能だという。
中国海軍の近代化は、3段階の戦略で構成されている。第1段階は、「第一列島線(日本列島、沖縄、台湾、フィリピンを結ぶライン)」の防衛能力を備える作戦で、これはすでに達成されたとみられている。第2段階は、「第二列島線(小笠原諸島、グアム・サイパン、パプアニューギニアを結ぶライン)」へ進出して地域性の高い海軍力を確立すること。そして、第3段階として21世紀半ばまでに行動範囲を全世界に広げた外洋海軍に発展するとしている。
中国の軍事技術はこれまで、完全に輸入に依存してきたが、今後50年以内に徐々にその割合を減らし、中国独自の軍事技術を確立していくとみられている。中国のリバースエンジニアリング技術は非常に高い。今後は解析した様々な技術を自分たちの武器製造に応用し、輸入に頼るのは最先端の武器かシステムに限定されていくだろう。
確実なことは、中国軍は今後10年以内に、完全に自力で武器及び宇宙技術を調達できるようになるということである。(翻訳・編集/HA)
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