Record China 2012年6月28日(木) 7時45分
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25日、積載重量を大幅に超過した貨物を積んでいたトラックが北京市郊外を走行中、その重みで橋が崩落するというトンデモナイ事故について、法廷がドライバーに対してどのような判決を下すか、注目を浴びている。
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2012年6月25日、積載重量を大幅に超過した貨物を積んでいたトラックが北京市郊外を走行中、その重みで橋が崩落するというトンデモナイ事故について、法廷がドライバーに対してどのような判決を下すか、注目を浴びている。新京報の報道。
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事故は2011年7月、積載重量30トンのけん引車が140トンの土砂を積んで走行中に発生した。北京市郊外の懐柔区にある長さ230メートルの橋(1987年建設)を走行中、橋もろとも崩れ落ちた。幸いに死者は出なかったものの、橋はいくつにも折れ曲がり、もはや修復不可能な姿に。
北京市公安局懐柔分局交通分隊は、道路交通安全法違反および建造物損壊の罪でドライバーの全面的な刑事責任を指摘。同時に、北京市交通局委員会公路政局懐柔支局が、車両のドライバーと所有者に対して1500万元(約1億8800万円)の連帯補償を求める附帯民事訴訟を起こしている。25日、この事件に関する審理が懐柔区人民法院で始まった。事故車両の運転手が、過積載と知りながら運転した理由が雇用主による強制的な命令によるものだった点や、月収がわずか4000元(約5万円)であり支払い能力がない点を考慮し、検察側は賠償金の代わりとして4〜6年の有期刑を求刑した。
弁護側は、ドライバーが過去に何度も同様の状態でこの橋を渡っており、他にも多くの過積載車両が通行していた点やドライバー自身が罪を認めている点を指摘し、減刑を求めている。(翻訳・編集/愛玉)
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