2012年6月26日、「最近、ストーカーに付きまとわれているみたいなの。怖いからボディーガードを雇うわ！報酬は3年間で30万元（約370万円）」―。中国の名門、南京大学の美人女子学生が中国版ツイッターに書き込んだつぶやきが、「売名行為」と叩かれている。27日付で中国江蘇網が伝えた。

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中国版ツイッター・微博（ミニブログ）にボディーガード募集と書き込んだのは、南京大学のミスキャンパスと呼ばれるほどの美貌を誇る李健楠（リー・ジエンナン）さん。同大の3年生で卓球サークルの部長も務める。このつぶやきはわずか1日で1万回も転送され、コメントの投稿人数は1000人を超えた。

だが、ネットユーザーの反応はどれも否定的。「彼女はこの間、江蘇衛視のバラエティー番組に出ていた。ミニブログには自分撮り画像が何枚もアップされている」「やらせでしょ？やり方が姑息」「ストーカー被害に悩んでいるのに、ミニブログにセクシー写真も載せているのはなぜ？」など、売名行為を疑う声が続々。

これに対し、李さん本人は「1カ月前から30歳過ぎの男性にストーカーされているんです」と反論。「夜、家のドアを叩きながら、電話番号を教えてと言うんです。警備員が来ると逃げますが、もう何度も同じ目に遭いました。仕方なく、普段使わない番号を教えたら、メール攻撃がすごくて」と恐怖体験を訴える。結局、李さんは引っ越しを余儀なくされた。

ボディーガードは両親がネットで探すことに反対したため、遼寧省の地元で身元が確かな人を探すとのこと。「私は金持ちでもないし、3年生の前期までは大学の寮に住んでいたんです。ミスキャンパスも周りが勝手に言っていることで、自分では1度も名乗ったことはありません」と自らの真面目ぶりをアピールしている。

李さんはこの一件ですっかり有名人になり、その美貌に魅せられた男性ユーザーから交際の申し込みが絶えないが、「大学1年の時から付き合っている人がいるので、すべてお断りしています」とのことだった。（翻訳・編集/NN）