国内初の盲導犬育成プログラムが始動―上海市

Record China    2007年3月5日(月) 5時36分

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「りっぱな盲導犬になります!」上海で国内初の盲導犬育成プログラムに6頭のラブラドール幼犬が訓練を開始。2年間の訓練を経て、盲導犬第一期生をめざす。

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2007年3月2日、上海市で初めて盲導犬訓練育成プログラムが始動、ラブラドールの幼犬6頭が訓練を開始した。

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訓練を担当する公安部南京警察犬研究所の王争鳴副所長によると、「この幼犬たちは2日から、上海市内のパピーウォーカーの家にそれぞれ預けられ、6〜8か月の生活適応訓練に入った。一頭の盲導犬が正式に勤務できるようになるまで、およそ2年間の訓練が必要。」と話す。

国内ではまだ盲導犬の養成と使用に成功例がなく、今回トライアルに入った6頭の盲導犬も同研究所が純血種のラブラドール犬を国外から輸入し繁殖させたもので、盲導犬訓練士の育成には財団法人日本盲導犬協会の技術協力のもと、同所が人材や技術、場所を提供した。

統計によると、上海市内の視覚障がい者は約16万人、市では今後、走行訓練や白杖の無料配布などの幅広いサービスも検討している。(翻訳編集・福田ひがこ)

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