2018年7月18日、韓国・エムスプルニュースによると、サッカー・イングランドプレミアリーグのリヴァプールFCの迅速な対応が、韓国のネット上で話題となっている。

リヴァプールは16日、SNSに韓国人ファンに対する感謝の文章をつづった。文章には「ナビ・ケイタの旭日旗タトゥーをめぐる韓国人ファンの忍耐力に感謝する。われわれはその姿に深い感銘を受けた」などと書かれていた。その後、韓国のネット上ではこの文章と共に、旭日旗タトゥーの上にトロフィーの絵柄をかぶせたナビ・ケイタの新たなタトゥー写真が広まったという。また、フェイスブックのリヴァプールFCコリアのページにも同様の写真が掲載された。

ナビ・ケイタは左腕に旭日旗のタトゥーが刻まれているとして、韓国人ファンから強い批判を受けていた。抗議メールが相次いだことを受け、リヴァプールは「悩んだ末、ケイタはタトゥー騒動を収束させるための措置を取る」と発表していた。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは「対応が早い。リヴァプールに好感を持った」「とてもいい姿勢」「今日からリヴァプールのファン」「ケイタもかっこいいし、ファンたちもかっこいい」「ここまで完璧な対応をしてくれるとは思わなかった。対外的にもいいお手本になる」「5000万人の韓国人ファンを得て1億人の日本人ファンを失う行動だけど、間違いを正す姿勢が素晴らしい」「韓国のファンたちは大量のお菓子を送ってあげて！」など感激する声が上がっている。

一方で「他人のタトゥーにまで口出ししなくても」「タトゥーを入れるのは痛いだろうに…」と複雑な様子のユーザーも見られた。（翻訳・編集/堂本）