Record China 2018年7月18日(水) 15時50分
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17日、日本とEUがEPAに署名し、世界最大級の自由貿易圏を形成することが報じられ、中国のネット上でも話題を呼んでいる。資料写真。
2018年7月17日、日本とEU(欧州連合)がEPA(経済連携協定)に署名し、世界最大級の自由貿易圏を形成することが報じられ、中国のネット上でも話題を呼んでいる。
中国メディア・和訊網は、「日本とEUは17日、東京にて、ほぼ全ての関税を撤廃するEPAに署名した。発効すれば世界最大規模の貿易協定となる」と中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でツイートした。また、「双方ともこの協定により恩恵を受け、日本側は自動車輸出にかかる10%の関税が段階的に撤廃され、予測では日本のGDPを1%、約5兆円押し上げ、雇用を29万人創出する」とし、「EU側は毎年10億ユーロ(約1300億円)支払っている輸出関税の大部分を免除され、特に農業分野で利益を得る」と解説した。
これに対して、中国のネット上では「え、中国は?」「WTO(世界貿易機関)はハリボテだ。仲の良い者同士は勝手に協定を結んでいき、残るのはまぬけばかり」「EUと日本とアメリカが互いに関税をなくして、われわれを集団で攻撃してくるんじゃないかと怖い」「どうして先進国は中国が嫌いなんだ?」と、動揺が広がっている。
また、「ひょっとしてアメリカが一番の負け組?」「アメリカは自分が牽引してきたTPP(環太平洋パートナーシップ協定)とTTIP(大西洋横断貿易投資パートナーシップ協定)を自分で駄目にして、まさか日本に全部持っていかれるなんて考えてなかっただろうな」「日本とEUはどちらも自動車分野に強いけど利益衝突しないのかな?経済協力できるの?」などとという声も。さらには日本でショッピングする予定があるのか、「日本でヨーロッパブランド(の商品)、安くなるかな?」という問いかけもあった。(翻訳・編集/中野)
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