Record China 2012年7月3日(火) 18時13分
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1日、ロシアのサンクトペテルブルクで開かれている第36回世界遺産委員会の審査会議にて、中国の「澄江動物群」が世界遺産に認められた。中国は内モンゴルの元・上都遺跡に続き、「澄江動物群」の登録で世界遺産が43カ所に増えた。
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2012年7月1日、ロシアのサンクトペテルブルクで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第36回世界遺産委員会の審査会議にて、中国の「澄江動物群」が世界遺産に認められた。新京報が伝えた。
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中国にとっては初めての化石類の世界遺産登録となった。1984年に雲南省玉渓市澄江県で発見された化石群は、発見された場所から「澄江動物群」と呼ばれ、カンブリア紀前期の貴重な化石群の発見に、「20世紀の最も驚くべき古生物発見の1つ」といわれた。
中国は「澄江動物群」の登録で、世界遺産が43カ所に増えた。「澄江動物群」は2004年に世界遺産の登録申請を開始し、約5億3000万年前のカンブリア紀前期の息吹を記録した同動物群は学術的に重要な意味を持つと評価され、登録に至った。また、6月29日には内モンゴル自治区シリンゴル盟正藍旗南部にある元・上都遺跡が同自治区で初の世界遺産となった。今年の審査では26件が新たに世界遺産と認められ、世界遺産は962件となった。(翻訳・編集/内山)
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