Record China 2012年7月5日(木) 15時37分
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1日、中国の消費者は目新しいものを好んで購入する傾向が高く、同じ商品を一貫して購入することが少ないことが分かった。写真は中国産商品を推す北京の仏カルフール。
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2012年7月1日、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国の消費者は目新しいものを好んで購入する傾向が高く、同じ商品を一貫して購入することが少ないということが、市場調査大手・米ベイン・アンド・カンパニーとカンター・ワールドパネルの行った調査で判明した。環球時報が伝えた。
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調査では中国の一般家庭4万世帯を対象に商品購入の習慣が調べられた。調査品目の26%が飲料、包装済み食品、ボディーケア用品や家庭用品。その結果、消費者の大部分は複数のブランドを購入しており、1つのブランドにこだわらないことが明らかとなった。
例えば、2011年のヨーグルトの世帯平均購入回数は16.2回だったが、3大ブランドの商品を購入したのは4.6回だけで、それ以外は別のブランドの商品を購入していた。同じ種類の商品を購入する機会が増えるほど別のブランドの商品を買ってみたくなる消費者が多いという。
ビールやソフトドリンク、チューインガムといった食品、紙おむつや粉ミルクといった乳児用品では1つのブランドを選んで購入する傾向が高い人が多いものの、これには安全性の面で不祥事が頻発したことが背景にある。
調査に当たった研究員は「企業の多くは市場が成熟するにつれて、中国の消費者が同じ商品に忠実になると期待していたが、今回の調査はそれに反する結果となった」としている。(翻訳・編集/岡田)
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