中国海軍の実力は明らかに過大評価されている―露メディア

Record China    2018年7月20日(金) 0時20分

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18日、米華字メディア・多維新聞によると、ロシアメディアが「中国海軍の実力が過大評価されている」と評している。

2018年7月18日、米華字メディア・多維新聞によると、ロシアメディアが「中国海軍の実力が過大評価されている」と評している。

記事はロシア紙ブズグリャド電子版の13日付文章を引用。「中国海軍の通常動力型潜水艦は48隻から54隻との分析がある。原子力潜水艦は第1世代の091、第2世代の093を改造した093A、093Bに加え、094/094A潜水艦を保有している」と紹介した。

また、「水上艦群の現在の総排水量は80万トン、軍艦数172隻となっている。参考までに、米国は現在345万7400トン、208隻。ロシアは77万9900トン、104隻だ。今年、中国海軍は052D駆逐艦3隻、054A駆逐艦3隻、071揚陸艦1隻を投入予定で、排水量は11万8700トン以上増えることになる。中国の年間造船能力は米国に並ぶレベルであり、しかもすでに3隻目の空母建造を始めている。中国は海上軍備競争における覇者の座を狙っている」と分析した。

その一方で、「中国の大艦隊建造プロセスは決して順風満帆にはいかなさそうだ」とし、「094、093原潜の騒音は、20世紀のソ連の潜水艦よりも大きいという。原潜分野におけるロシアの技術的優位に中国は遠く及ばない。外国の武器や軍備のクローン化に慣れている中国は、技術的な難題を抱えている。武器製造技術のブレイクスルーを実現するには、10年では足りない」と指摘している。

そして、「技術的な問題のほか、中国の艦隊には世界の大海における水上作戦の経験もなければ、水中や空中の作戦経験もない。潜在的な相手を見くびることは致命的だが、過大評価すれば金が無駄になる。中国海軍の真の実力を判断するには、もう少し冷静になるべきだ」と論じている。(翻訳・編集/川尻

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