トリノ金メダリスト、世界大会への参加資格取り消し処分―政府スポーツ局発表

Record China    2007年3月5日(月) 15時24分

拡大

2006年トリノ冬季オリンピックで金メダルを獲得した、スピードスケート女子選手・王濛(ワン・モン)。国家チームに対する不満を述べた彼女に対して政府スポーツ局は、「2007年の世界大会への参加資格を取り消す」という処分を決めた。

(1 / 4 枚)

2007年3月3日、政府スポーツ局の冬季運動管理センターは、2006年トリノ冬季オリンピックで金メダルを獲得したスピードスケート女子選手、王濛(ワン・モン)に対して、「2007年世界大会への参加資格を取り消す」という処分を発表した。

その他の写真

王選手は2007年1月28日、吉林省長春で行われた第6回冬季アジア大会の女子1500mスピードスケート競技に参加。その結果、銅メダルを獲得した。金メダルが取れなかった王選手は、記者に向かってコーチへの不満を訴え、また国家チームを止めて地方チームに戻りたい、とコメントした。

その件についてスポーツ局は、今回の処分を決定。「彼女への罰は成績の問題ではない。国家チームの一選手として活動しなければいけない立場を超えて、挑戦的な態度をとった。その行為に対して、彼女は反省しなければならない」と説明した。

この件に対し一部メディアが、「2008年の北京オリンピックを前に、スポーツ局は全選手に対して、国の利益を優先し個人的行為に及んではいけない、と警告した」と指摘する状況が起こっている。(編集・饒波貴子)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携