日本と台湾、尖閣問題めぐり8日間に2度のもめ事―中国紙

Record China    2012年7月5日(木) 17時57分

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5日、中国メディアは、日本と台湾が尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題をめぐり、わずか8日間の間に2度ももめ事を起こしたと報じた。写真は尖閣諸島の位置を示す地図。

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2012年7月5日、中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙・環球時報(電子版)は、日本と台湾が尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題をめぐり、わずか8日間の間に2度ももめ事を起こしたと報じた。

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台湾紙・中国時報によると、尖閣諸島の保護運動を展開する台湾の活動家を乗せた遊漁船が4日、海岸巡防署(海上保安庁に相当)の巡視船の護衛を受けながら、尖閣沖を航行した。その際、大きな電光掲示板に「釣魚島は中華民族の領土だ」と表示していたという。

これを受け、日本の対台湾窓口機関である「交流協会台北事務所」が台湾外交部に抗議したが、台湾側は「釣魚島は中華民国の領土」だとして、これを拒絶した。台湾外交部の夏季昌(シア・ジーチャン)報道官もこれを認めた上で、「台湾当局は『主権は我が方、争いは棚上げ、資源は共有、開発は共同で』を原則に、いかなる譲歩もしない」と強気の姿勢をみせている。

台湾当局の巡視船は、東京都議が漁船に乗って尖閣諸島周辺を視察した6月26日にも、「定例巡視」と称して同海域を航行しており、この時も双方が互いを「領土侵犯」だとして厳正な抗議を行っている。(翻訳・編集/NN)

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