大寒波の影響で交通網が麻痺、Uターンラッシュを直撃―遼寧省

Record China    2007年3月5日(月) 19時43分

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2007年3月3日深夜から、遼寧省では1951年以来最大規模の大寒波に見舞われた。交通網をはじめ多くの被害が出ているが、Uターンラッシュのピーク期を直撃したため、影響は甚大である。

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2007年3月3日、遼寧省ではこの日、暴風雪を伴う大寒波に見舞われた。この時期の降雪量と寒波としては、1951年来最大規模のものとなる。

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遼寧気象センターによると、寒波と豪雪のほか海からの強風により、雪害・風害・視界の悪化・道路の凍結・高潮などの被害が予想されており、遼寧省全域の道路・鉄道・空路および海運に大きな影響が出ている。現在、遼寧省内を通る11本の高速道路がほぼすべて閉鎖され、長距離バスの運行も停止されている。北京―瀋陽間を結ぶ京瀋高速道路では、入り口付近に数kmにも及ぶ道路再開を待つ車の列ができている。また、瀋陽桃仙国際空港では全便欠航となり、1000人もの旅行客が空港に足止めを余儀なくされた。そのほか、遼寧省に面する渤海湾のフェリーも運航を見合わせている。

今回の寒波は、中国正月を故郷で過ごした人々のUターンラッシュのピークにあたったため、交通に与える影響は極めて大きいものとなった。大雪は4日未明から5日にかけて続くと見られ、今後も交通・電力などに大きな影響を与えると見られている。

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