狂犬病ワクチン不正で生産停止の中国製薬会社、別のワクチンでも処罰決定書―仏メディア

Record China    2018年7月23日(月) 17時40分

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22日、仏RFIは、人に接種する狂犬病ワクチンの製造過程で記録の偽造などの重大な違法行為があったとして当局から生産停止命令を受けた中国の製薬会社が、今度は百日咳・ジフテリア・破傷風混合ワクチンをめぐり当局から処罰決定書を受けたと報じた。資料写真。

2018年7月22日、仏RFIの中国語版サイトは、人に接種する狂犬病ワクチンの製造過程で記録の偽造などの重大な違法行為があったとして当局から生産停止命令を受けた中国の製薬会社の長春長生生物科技が、今度は百日咳・ジフテリア・破傷風混合ワクチンをめぐり当局から処罰決定書を受けたと報じた。

記事は、台湾メディアの中央通信社や中国メディアの報道を引用し、狂犬病ワクチンの製造過程で記録の偽造などの重大な違法行為があったとして当局から今年7月15日に生産停止命令を受けた長春長生が同18日、当局から百日咳・ジフテリア・破傷風三種混合ワクチンの検定結果が不合格だったことによる処罰決定書を受けたことを公表したと報じた。

記事によると、中国国家食品薬品監督管理総局は昨年11月、長春長生が製造したロット番号「201605014-01」の百日咳・ジフテリア・破傷風三種混合ワクチンについて使用中止を求めていた。

中国共産党機関紙、人民日報の山東分社は「長春長生が製造した百日咳・ジフテリア・破傷風三種混合ワクチンは山東省だけで25万本以上が流通しており、6歳以下の子どもの多くが接種している」とし、「当局はパニックのまん延を防ぐため直ちに説得力のある対応と行動を取るべきだ」などと伝えているという。(翻訳・編集/柳川)

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