Record China 2012年7月9日(月) 7時25分
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3日、中国人消費者は日本車より欧州車を選択する傾向にあることが分かった。写真はBMW。
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2012年7月3日、人民網日本語版によると、米調査会社のJDパワーがこのほど発表した研究報告書から、中国人消費者の欧州車に対する購入意欲が2009年の25%から2012年には35%に上昇したことが分かった。一方で日本車に対する購入意欲は、2009年の32%から2012年には24%に低下した。新華網が伝えた。
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JDパワーによる「中国新車購入意向」は、今後12カ月以内に新車を購入する予定の中国人消費者が、購入前に検討する要素を分析するため作成された。2012年の同調査は、11の細分化市場の52ブランド(171車種)を調査対象とした。このうち、欧州車の購入意向率が最高となり、かつ急上昇を実現した。特にドイツ車は中国大都市での購入意向率が32%に達し、その他の欧州車を上回る人気となった。
2012年5月現在、中国自動車市場で流通している乗用車は約300車種に達するが、購入予定者は購入意向を2.6車種(全体の約0.9%)にしぼっている。
JDパワーアジア・パシフィックの高級車アナリストの陸少波(ルー・シャオボー)氏は、「高級ブランドの場合、品質、安全性、性能、オプション、ブランドイメージが購入を検討する上で重要な要因となる。高級ブランドでなければ、品質、安全性、性能、オプション、価格が重要な要因となる。自動車メーカーの販促は消費者の購入に決定的な影響を与えるが、購入を検討する段階における影響力は低い」と指摘した。
JDパワーが購入予定者に対する各ブランドの影響力(1000点満点)を調査した結果、BMWが705点、メルセデス・ベンツが696点、アウディが664点の高得点を獲得した。(編集/TF)
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