双方の協力枠組み協定「グリーンなドバイ」に基づき、海水稲チームはドバイで4段階の実験・産業化普及計画を展開する。品種実験段階において、積算温度の異なる品種を試験栽培し、適した生殖質資源を模索する。砂漠の過酷な環境における稲の成長法則と水・肥料使用条件を初歩的に把握し、稲の各成長期の重要植物保護措置を模索する。2018年下半期の生産性実験段階において、「四次元改良法」技術を基礎とし、最良の土壌改良技術指数と水・土・肥料循環模型を確定し、規模化普及の生産コストを削減する。2019年には第3段階となる、面積100ヘクタールの「海水稲実験農場」プロジェクトを開始する。海水稲の大規模実験栽培技術を検証し、砂漠地帯の四季を通じて青々とした人工オアシス希少資源を利用した、グリーンな生態不動産業態を模索する。中国の「一帯一路」(the Belt and Road)産業資金を含む商業投資を導入し、プロジェクトの商業化運営の実現を試みる。同段階の後には、全面的な普及段階に入る。海水稲及びそれに付随する産業チェーンを利用し、2020年より海水稲の栽培面積を急速に拡大し、海水稲による人工オアシスでドバイの国土面積の10%以上をカバーする。
この記事のコメントを見る