数千人の警官をバックに記念写真。提灯祭は大にぎわい―江蘇省南京市

2007年3月4日、中国正月の締めくくりとされる「元宵節」の夜、提灯祭が開催された江蘇省南京市の観光地「夫子廟」は、約40万人の人出でにぎわった。

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この混雑の様子に危険を感じた祭りの主催者は、来場者の安全確保のために、軍所属の武装警官と公安所属の警官に警備を依頼した。その結果数千人の兵士と警官が集合。夫子廟を囲んで壁を作り、熱心に来場者の誘導に取り組んだ。この千人規模の警官の壁は、一般人が普段目にすることのない光景で、警官をバックに記念写真を撮る人々が多く見受けられた。

南京市東南部に位置するこの「夫子廟」は、中国の有名観光地として知られている。地元市民は「正月にここを訪ねないと、新年を迎えられない」というほど思い入れがあり、また中国全域そして外国人観光客が多数訪れる人気スポットにもなっている。（編集・饒波貴子）