The World Video 2018年7月25日(水) 22時40分
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中国の住宅区では成人の背丈ほどある大きな古着の回収箱を目にすることがある。まだ着られるものは寄付され、それ以外は原材料として使用されているのだが、広西チワン族自治区南寧市ではこのほど、古着の回収箱を狙った窃盗が問題となっている。
中国の住宅区では成人の背丈ほどある大きな古着の回収箱を目にすることがある。これはいらなくなった古着を回収し、まだ着られるものは老人ホームや貧困層の子どもなどに寄付され、それ以外は原材料として使用されているのだが、広西チワン族自治区南寧市ではこのほど、古着の回収箱を狙った窃盗が問題となっている。7月24日付で澎湃新聞網が伝えた。
被害に遭っているのは、同省の民間企業が公益活動の一環で2017年6月から南寧市に設置している回収箱で、同年11月ごろから回収箱の古着が盗まれるようになったという。
通常、2、3日に1回のペースで作業服を着た作業員が古着を回収するのだが、7月22日に同市西郷塘区で回収した際、1着もなかったことを不審に思い責任者が警察に通報。住宅区の監視カメラには、同社の作業員ではない人物が回収箱から古着を持ち去る姿が映っていた。回収箱にはこじ開けた痕跡がないことから、窃盗犯らは合鍵を使って回収箱を開けていたとみられている。
また、回収箱の投入口から進入するケースや、投入口やカギを破壊して古着を持ち去るケースなど手口はさまざまで、根こそぎ盗むのが特徴という。回収箱を設置した企業が把握しているだけでも十数件の窃盗が発生しており、証拠不十分で捜査が難航する案件も多いが、解決に向け地元警察が捜査を進めている。(翻訳・編集/内山)
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