Record China 2018年9月4日(火) 10時40分
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3日、MKスポーツなど複数の韓国メディアは「同じ金メダルなのに雰囲気が正反対だった」との見出しで、韓国のサッカーと野球代表の帰国の様子を報じた。写真は仁川国際空港。
2018年9月3日、MKスポーツなど複数の韓国メディアは「同じ金メダルなのに雰囲気が正反対だった」との見出しで、韓国のサッカーと野球代表の帰国の様子を報じた。
記事によると、アジア大会を終えた選手団の多くが同日、ジャカルタから帰国した。国民の関心を最も集めたのはサッカーと野球代表チームの「正反対の雰囲気」だったという。サッカー代表の姿が見えるや空港を訪れた多くのサッカーファンからは熱い歓声と拍手が送られたという。記事は「予選リーグでマレーシアに一撃を食らい危険に直面するも、その後は難敵を相手に勝利を重ねて金メダルを首にかけた執念と根気、そしてドラマのような名勝負が、ファンの応援を自然と引き出した」と伝えている。
一方、野球代表は金メダルをかじるセレモニーがないだけでなく、どの選手やコーチングスタッフも金メダルを首にかけていなかった。記念撮影の際も大半の選手が暗い表情をしていたという。野球代表は今大会をめぐり、兵役免除問題、初戦の敗北や序盤の無気力なムードなどで世論から厳しい批判を受けていた。また、コーチングスタッフの「金メダルさえ取ればいい」という趣旨の言葉が論争に火をつけたりもした。ただし、少数ながらも選手らを激励するファンもおり、心配されたやゆなどは見られなかったという。
今大会で韓国野球代表は登録選手全員がプロ選手というチーム構成だったこともあり、韓国のネットユーザーからは「金メダルを取ったのにたたかれた唯一の種目が野球」「そもそも応援されなかったのは野球界が自ら招いた結果」「アジア大会の野球選手には制限を設けるべき」「(やり方が)汚くて恥ずかしい。そんなことするくらいなら俺は軍隊に行く」「まずは野球より人格から育成すべき」など厳しい声が飛び交っている。
一方のサッカーに対しては「ソン・フンミンに対する世界の関心度を見た?これこそが兵役免除の恩恵を受ける条件」「これからサッカーへの関心がさらに高まりそう!」「これからは野球よりKリーグ!」など称賛コメントが寄せられ、こちらでも反応が対照的だった。(翻訳・編集/松村)
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