日本人男性と結婚した中国人女性、結婚生活は「そんなに甘くない」―華字紙

Record China    2012年7月13日(金) 20時3分

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11日、日本の華字紙は日中間の国際結婚はそれほど簡単ではないと指摘した。資料写真。

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2012年7月11日、華字紙・日本新華僑報は、日中間の国際結婚はそれほど簡単ではないと指摘した。

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中国の対外開放政策に伴い、仕事や勉学、生活のために日本で暮らす中国人も増えている。なかでも最も多いのは日本人と結婚している中国人女性だ。日本政府の発表によると、日本人男性と外国人女性の組み合わせが増えており、とりわけ中国人女性と結婚するケースが全体の7割以上を占めている。

日本人と結婚した中国人女性をうらやましいと思う中国人は多いはずだが、実態はそんなに甘いものではない。文化や結婚観の違いから悲喜こもごものドラマが生まれている。そこで東京で暮らす10人の中国人主婦にインタビューを実施し、彼女たちの結婚生活を探った。

彼女たちは結婚生活について「おおむね満足している」と答えたが、日本人夫との結婚観の違いから摩擦が生じることもあると認めた。さらに日本人の夫には男らしさが足りないという意見も。彼女たちの1人は「私がチンピラにからまれている時、夫は遠くに逃げてしまった」と話す。ゴキブリやネズミを見ては大騒ぎをし、地震が起きれば妻を残して自分だけ外に逃げ出す夫もいた。亭主関白で有名な日本人男性だが、実際は「見掛け倒し」の夫も少なくない。日本の主婦は家事全般をこなす以外に、夫を精神的に支えなければならないことを彼女たちは思い知らされたという。

また、「夫の家族とまったく付き合いがない」というケースや「夫が中国人妻の家族と付き合おうとしない」ケースも多く、日本人と中国人の家族観の違いが夫婦間の問題になることもしばしば。日本人と結婚しようと考えている中国人は、これらのことに対し「心の準備」をしておくことが必要だ。

中国人と日本人は容姿も似ており、食べる物も似かよっている。同じように漢字を書き、はしを使って食事をするが、国際結婚となると時間をかけて互いを分かり合う努力を払わねばならない。しかし、中国人主婦たちの話を聞くと、結婚とはそんなに簡単なものではないようだ。(翻訳・編集/本郷)

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