Record China 2018年7月29日(日) 22時20分
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27日、海外網は、ソウル市が準備したシェア自転車用ヘルメットが、わずか1週間で218個も盗まれたと伝えた。資料写真。
2018年7月27日、海外網は、ソウル市が準備したシェア自転車用ヘルメットが、わずか1週間で218個も盗まれたと伝えた。
記事によると、最近韓国のソウル市は新たな安全ルールを制定し、9月から市民がシェア自転車を利用する際にはヘルメットを着用しなければならないと定めた。記事は、「当初の目的は良いものだったが、実施段階においてかなり気まずい局面となった」と伝えた。
記事は、韓国・聯合ニュースの報道を引用し、20日からソウル市ヨンドゥンポ区汝矣島付近で、新たなルールが試験的に導入されたと紹介。それは、シェア自転車の駐輪場付近に保管棚を設置し、中のヘルメットを市民が自由に使用できるようにするというものだ。返却時は、自転車のかごか保管棚に置いておけばよい。この試験期間は1カ月間だという。
ところが、ソウル市が25日に統計したところ、汝矣島に投入した858個のヘルメットのうち、218個がなくなっていることに気が付いたという。盗まれた割合は25.4%に達したと記事は指摘している。しかし、26日午前5時の時点でソウル市が再び調査したところ、盗まれた割合が5%にまで減少したという。だが、いまだに55個のヘルメットは返却されていないと記事は伝えた。
ソウル市は、ヘルメットの使用率と盗まれた割合について調査を行い、その後、無料でヘルメットを貸し出すサービスを継続するかどうかを決定することにしているという。
記事は、このニュースが韓国世論のホットな話題になったと紹介。ある韓国ネットユーザーは、新たな安全ルールの取り消しを提案し、「暑い日に自転車に乗れば汗が流れるというのに、ヘルメット着用なんてもってのほか」と述べているほか、別のネットユーザーはヘルメットを自分のものにしてしまう行為に不満を示し、「無料はダメだ。盗んだ人には100万ウォン(約10万円)の罰金を科すべき」と述べていると記事は伝えた。(翻訳・編集/山中)
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