2012年7月13日、シンガポール華字紙・聯合早報は、米食品・飲料大手ペプシコ社が中国向けの新製品開発を進めていると報じた。

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先日、ペプシコ社の湖北省武漢工場の落成式が行われた。大中華圏で6番目となる工場で、ポテトチップスなどの商品を生産する。式に出席したインドラ・ノーイ最高経営責任者（CEO）は10年後には中国本土が世界最大の消費市場になるとの見通しを示し、中国シフトを進める意向を明らかにした。

現在、中国人のポテトチップス消費量は平均で2〜4週間で小袋1つ。米国だと15袋で大きな開きがある。飲料の購入回数も米国の年1500回に比べ中国は230回。中国にはまだまだ成長の余地がある。ペプシコ社では中国人のニーズをつかもうと上海の研究開発センターで独自の味の研究に取り組んでいる。豚肉の煮込み味、コーラ鶏ときゅうり味などの開発が進んでいるという。（翻訳・編集/KT）