歌番組に「東京都庁」登場! 正月特番「春節聯歓晩会」に批判殺到中―中国 

Record China    2007年3月6日(火) 11時36分

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中国の大晦日番組「春節聯歓晩会」に東京都庁の写真が登場! この写真使用は2007年3月5日、視聴者によって指摘されたもの。現在インターネット上では、番組に対する批判の声が殺到中だという。

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中国正月の大晦日特別番組「春節聯歓晩会」。世界一視聴者が多いと言われるこの番組は、広告収入5億元(約75億円)を稼ぐ怪物番組で、日本の紅白歌合戦にあたる。その怪物番組に対して、最近インターネット上で批判の声が殺到しているそうだ。

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2007年3月5日、あるインターネット掲示板に、この番組についての話題が書き込まれた。その内容とは、「舞踊『進城』を踊った時にバックに飾られていた写真は、なんと “東京都庁ビル”だ!」というものだ。

書き込みをした人物は、『進城』という懐かしい民謡風の歌と踊りを楽しみながら、背景になっている写真をぼんやり見ていたという。しかしその時は、どこかで見たことのあるビルだ、と思いはしたもののはっきりわからないままだった。そして、約2週間が経ってから、ふと「あれは東京都庁だ!」と思い出し、この掲示板に書き込んだそうだ。その人物は「東京都庁ビルだと思い出して、本当に驚いた。番組を制作するCCTV(中央電視台)のスタッフは、中国の踊りの背景に中国の写真ではなく日本の庁舎の写真を使うとは、すごいセンスの持ち主だ! 東京に行ったことのある人は、この写真を見るとはっきりわかると思う」と説明し、番組の写真と都庁ビルの写真を貼り付けた。

その写真を見た多くの人々はその人物の指摘に共感。中国を代表する番組「春節聯歓晩会」がこのような場面で、外国の庁舎を背景に使うというような、そんなふざけた行為は許されるものではない、と批判の声を次々と浴びせている。現在この掲示板にはアクセスが殺到、パンク状態でなかなかつながらなくなっているようだ。(編集・饒波貴子)

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