人民網日本語版 2018年8月1日(水) 20時20分
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スターバックスのデリバリー業務の計画が徐々に明らかになってきた。メディアがこのほど、スタバと阿里巴巴が提携し、アリババ傘下のオンラインデリバリープラットフォームElemaが配達業務を担当することになり、この情報は8月に正式に発表されると伝えた。
スターバックスのデリバリー業務の計画が徐々に明らかになってきた。メディアがこのほど、スタバと阿里巴巴(アリババ)が提携し、アリババ傘下のオンラインデリバリープラットフォームElemaが配達業務を担当することになり、この情報は8月に正式に発表されると伝えた。スタバに取材を申し込んだが、「ノーコメント」の回答が返ってきた。「北京商報」が伝えた。
スタバがデリバリー業務をスタートするとのうわさが出回るのは今回が初めてではない。今年2月に行われた電話会議で、中国法人の王静瑛最高経営責任者(CEO)は、「中国でデリバリーサービスを始める」と発言。5月にはデリバリー大手・美団とオンラインデリバリー業務で提携するとのうわさが伝わったが、スタバはこれを否定した。そして米国時間の6月20日に行われた財務報告予測アナリスト会議では、ケビン・ジョンソンCEOが、「スタバ中国チームは現在、大手科学技術企業と配達分野の協力について話し合いを進めており、年内には話がまとまって配達が実現する見込みだ」と述べた。業界では、「この科学技術企業とはアリババのこと」との見方が一般的だ。8月2日にスタバは上海で重大な戦略計画を発表することになっており、デリバリー業務についても何らかの発表があるとみられる。
業界の専門家は、「スタバはデリバリーチャンネルに対して製品をコントロールできなくなるという『懸念』を抱いている。現在、スタバは中国コーヒー市場の『ビッグネーム』ではあるが、韓国系のコーヒーチェーン、ネットの遺伝子をもち資本の後押しがある瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)や連珈琲、コーヒーに磨きをかけるケンタッキーやマクドナルドなどの外食ブランドは、どれもみな、それぞれの得意とするスタンスでスタバの市場での地位を脅かしている。(編集KS)
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