中国メディア・中国新聞網は31日、韓国・聯合ニュースの報道を引用し、仁川国際空港で韓国LCCの乗務員が倒れた中国人観光客を救ったと伝えた。

報道によると、事故が起こったのは1月11日午後4時40分ごろ。中国人の旅客が税関申請中に突然意識を失って倒れた。この様子を見た韓国ジンエアーの乗務員3人が旅客のもとに駆け付けた。3人は空港職員にAEDを取りに行かせると、1人は心臓マッサージ、1人は人工呼吸を施し、残る1人はその場にいた家族に状況を説明した。その後、運ばれてきたAEDで電気ショックを与え、さらに心肺蘇生法を続けていると、旅客は意識を回復。駆け付けた救急隊員に引き継いだ。ジンエアーは乗務員らを表彰する予定だという。

このニュースに、中国のネットユーザーからは「愛に国境はないね」「ありがとうございます、感動した！」「救急時の技能は大事な時に役に立つ。丁重に感謝しよう！」「よくやってくれた。これは表彰しないと」「中国に旅行に来てよ。お礼するからさ」「良い人にはきっと良いことがあるよ」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）