Record China 2018年8月2日(木) 6時10分
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中国メディアの環球網は1日、「ファーウェイが初めてアップル超え、世界第2のスマートフォンメーカーに」と題する記事を掲載した。
中国メディアの環球網は1日、「ファーウェイ(華為)が初めてアップル超え、世界第2のスマートフォンメーカーに」と題する記事を掲載した。
記事は、米インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)がまとめた第2四半期の世界のスマートフォン出荷台数のデータを紹介。ファーウェイの出荷台数は前年同期比40.9%増の5420万台だったのに対し、アップルは予想を下回る同0.7%増の4130万台。世界シェアはファーウェイが15.8%、アップルが12.1%となっている。なお、トップのサムスンの出荷台数は同10.4%減の7150万台で、シェアは20.9%だ。
アナリストからは、ファーウェイが「P20 Pro」のトリプルカメラなど、フラッグシップモデルでさらに多くのハイレベルな機能を搭載していることをポイントに挙げた。英調査会社IHSマークイットのアナリストであるゲリット・シュニーマン(Gerrit Schneemann)氏は「これにより、ファーウェイは欧州とアジアでますます多くのブランド認知度を獲得し、異なる価格帯の市場においてサムスンらに挑戦することが可能になっている」と分析している。
また、市場調査会社カナリス(Canalys)は、ファーウェイの今期の業績はP20シリーズとHonor(ファーウェイ・グループ傘下のスマートフォンeブランド)によるところが大きいと指摘。Honorの中国以外での出荷台数が、前年同期比150%増の400万台に上ったことをその理由に挙げている。同社の駐上海アナリストのJia Mo氏は「ファーウェイはすでに方向転換し、ローエンド市場での販売量増を狙っている。Honorは長い間中国の主力ブランドとして注目を集めて来たが、海外では規模が小さかった。この戦略においては、Honorも重要な役割を発揮するだろう」としている。(翻訳・編集/北田)
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