Record China 2012年7月18日(水) 11時1分
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17日、中国のPCブランド・レノボ(聯想集団)が年内に米ヒューレットパッカード(HP)を上まわる世界トップシェアのPCメーカーになる可能性が出てきた。写真は四川省成都市産業ハイテクパーク内にあるレノボの生産工場。
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2012年7月17日、シンガポール華字紙・聯合早報によれば、中国のPCブランド・レノボ(聯想集団)が年内に米ヒューレットパッカード(HP)を上まわる世界トップシェアのPCメーカーになる可能性が出てきた。
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IT専門の調査会社、国際データセンター(IDC)の統計によれば、レノボは2001年第3四半期にはすでに世界シェア第2のPCメーカーとなっていたが、2012年4〜6月期には世界シェアが14.9%となり、首位のHP(15.5%)に0.6ポイント差となった。米調査会社・ガートナーの調べではその差はさらに小さく、わずか0.2ポイント差となっている。
レノボの業績が大幅に向上した背景には、独家庭用電子機器メーカー・メディオンを買収したこと、2011年にNECと「レノボNECホールディングス」を発足させたこと、2005年に米IBMからPC部門を買収したことが挙げられる。また、HPやDELLなどがいずれも株価を下げているのに対し、レノボはシェア拡大で株価が今年に入って16%前後上昇している。
しかし、アナリストはレノボがシェアを急速に拡大させているのは、今年第1四半期の営業利益がHPは7.4%、DELLは6.2%なのに対し、レノボはわずか1.4%と利益率を犠牲にしているためだと指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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