The World Video 2018年8月3日(金) 0時50分
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7月30日、中国の青海省西寧市で、バスの運転手が走行中にスマホを操作していたとして物議を醸している。
2018年7月30日、中国の青海省西寧市で、バスの運転手が走行中にスマホを操作していたとして物議を醸している。澎湃新聞網が伝えた。
問題になったバスの運転手は、高速道路や見通しの悪いトンネルなどの場所でスマホを操作する姿が目撃され、乗客が映像に収めた。問題発覚後、運転手は所属する企業から罰金や1カ月の業務停止処分を受けたが、31日には青海省の関連部門がさらなる処罰を発表。罰金や罰点に加え、運転手の業務資格をはく奪し、解雇処分としたうえでブラックリストに登録。さらに、業界他社への転職を3年間禁じた。監督責任として所属企業も処罰の対象となった。
報道によると、2017年1月1日以降、青海省の関連部門には、運転中に携帯電話を操作する違反に関する通報が現在までに4900件余り寄せられている。青海省は2015年末から、通報者に対し報奨金の支給制度を導入しており、今回の一件については青海省の副省長がポケットマネーから1000元(約1万6000円)を用意し、映像を撮影した乗客の連絡を待っている。ネットでも批判の声が圧倒的に多く、「こんな運転手は恐ろし過ぎる」「万が一の事態に発展したら、どれだけの家族が悲劇に見舞われるのだろうか。この運転手の行為はテロ行為に等しい」といった声が多くの支持を得ていた。(翻訳・編集/内山)
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