The World Video 2018年8月3日(金) 23時50分
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中国の北京市でこのほど、家の中で充電中の電動キックボードが突然爆発炎上する事故が発生した。
中国の北京市でこのほど、家の中で充電中の電動キックボードが突然爆発炎上する事故が発生した。8月1日付で北京晩報が伝えた。
事故が発生したのは7月29日の夕方ごろ。ソファで娘とくつろいでいた男性は、爆発音に驚きとっさに充電中の電動キックボードのコンセントを引き抜いた。ところが、数秒後には激しく燃え上がり、部屋中に煙が充満。男性は娘を連れて避難していたためけがはなかった。
当時、隣の家でマンションの管理会社職員が作業していたためすぐに駆けつけることができ、電動キックボードを廊下に移動させ火を消した。被害は周りにあった家具に留まり、被害額は約2万元(約33万円)だと男性の妻が語っている。
同妻によると、電動キックボードはネットで購入したもの。7月6日に購入し2日後に商品が届いたが、塗装がいい加減だったため販売店に交換を要求し、同月21日に映像で爆発した商品が届いた。事故後、メーカーに問い合わせたが、「爆発した商品を送ってほしい」と言われ、証拠がなくなると自分が不利になると考えメーカーの要求を拒否。取材に対しメーカーは「問題の商品が手元にないため詳しい原因は分からないが、弊社の商品は厳格な検査を実施している」と語っている。
現在、問題の商品は販売店から撤去され、メーカーと販売店が対応を進めている。映像はネットで出回り話題になっており、「品質が悪いバッテリーの問題だろう」「監視カメラがあってよかった。映像がなかったらメーカーは言い逃れするだろうから」といった声が代表的な反応だった。(翻訳・編集/内山)
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