元客室乗務員が関税を逃れ、ネットショップで化粧品を大量販売=「課税されることを知らなかった」―中国

Record China    2012年7月20日(金) 14時5分

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18日、韓国の免税店で購入した化粧品を無申告で大量に持ち込み、「輸入環節税」(輸入付加価値税)約113万元(約1470万円)を脱税した罪で、元客室乗務員の李暁航ら3名が起訴された。資料写真。

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2012年7月18日、韓国の免税店で購入した化粧品を無申告で大量に持ち込み、「輸入環節税」(輸入付加価値税)約113万元(約1470万円)を脱税した罪で、元客室乗務員の李暁航(リー・シャオハン)と恋人の男性ら3名が起訴された。19日付けで北京晨報が伝えた。

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李被告は2010年から2011年8月にかけて、知人のチュウ(ころもへんに「者」)被告が提供した韓国の免税店の口座を利用して支払いを行い、恋人の石(シー)被告と複数回にわたって化粧品などを購入、携帯品として無申告通路を通って中国国内に持ち込み、淘宝(タオバオ)のネットショップで販売していた。

李被告は海南航空の元客室乗務員で、北京に来てからは無職だった。李被告は2008年夏、淘宝でネットショップを開設し、当初は代理購入店から仕入れた商品を販売していた。その後、サムスン電子でエンジニアをしていたチュウ被告に出会った。チュウ被告は今回の事件以前にも二度大量の化粧品を持ち込もうとして罰金を科され、拘留を受けたことがある。

李被告は当初チュウ被告が持ち込んだ化粧品を販売していたが、後にチュウ被告に直接注文するようになり、石被告と出会ってからは、石被告の名義でネットショップを開設、一緒に、あるいは別々に韓国から化粧品を持ち込んでいた。昨年4月19日、李被告は瀋陽での入国時に税関に摘発され、昨年8月31日、韓国から北京の首都空港に到着した際に、警戒していた捜査員に逮捕された。

  

「罪は認めるが、事実ではない部分もあり、金額も間違っている。脱税を意図していたわけではない」李被告は、人の流れに乗って歩いていたため、申告と無申告の通路を通るかに気づかず、化粧品が課税されることも知らなかったと供述している。また、注文した商品のすべてを持ち込んだわけではなく、一部の化粧品は韓国の空港でイという名前の韓国人男性に売ったと述べている。

検察によると、李被告はこれまで韓国人男性の存在を供述したことはなく、すべての商品を持ち込んでいたことを認めていたという。昨年4月19日に瀋陽の税関の摘発を受けた際に大量の化粧品を持ち込むことはできないことを知っていたはずだと指摘されると、李被告は急に押し黙った。裁判所からの判決は後日言い渡される。(翻訳・編集/長河)

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