危険な暑さ続く、日本では熱中症で6万人搬送、韓国では史上初の39度超えへ―中国メディア

人民網日本語版    2018年8月3日(金) 18時50分

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日本と韓国の大半の地域で記録的な猛暑が続いている。

日本と韓国の大半の地域で記録的な猛暑が続いている。7月31日、韓国の首都・ソウルの最高気温は、観測史上2番目の暑さとなる38.3度に達した。日本の総務省消防庁が7月31日に発表した統計によると、熱中症のため4月30日から7月29日までに累計5万7534人が救急搬送された。新華社が伝えた。

■日本、熱中症で約6万人が搬送

7月31日、日本は熱波に襲われた。総務省消防庁が31日に発表した統計によると、熱中症のため4月30日から7月29日までに累計5万7534人が救急搬送された。うち、125人が亡くなった。1シーズンで搬送者数が最多だったのは2013年(6月1日~9月30日)の5万8729人で、今シーズンはそれを大幅に上回りそうだ。

西日本は7月初めに豪雨に見舞われ、その後にまた熱波の襲来を受け、熱中症で搬送される人が最近激増している。

地域別に見ると、搬送者数が最も多いのは東京で4648人、以下、大阪4345人、愛知県4254人と続いている。

症状別では、3週間以上の入院が必要な重症が1449人、短期入院が必要な中等症が1万8666人だった。

年齢別で見ると、搬送者の48.7%が高齢者で、7月23~29日の1週間、1万3000人以上が搬送された。

同庁は、猛暑日には水分補給や適度な休息を心がけ、熱中症予防するよう呼びかけている。

■ソウル、史上初の39度超えへ

韓国の気象庁の7月31日の発表によると、ソウルで同日午後3時19分、気温が38.3度に達し、ここ20年で最も暑くなった。

韓国政府が1907年に観測を初めて以降、ソウルの最高気温は94年7月24日の38.4度で、7月31日の気温は2番目の高さとなった。

韓国の気象庁によると、ソウルではここ100年、気温が38度を超えることはあまりなく、上記の2日のほか、38度を超えたのは94年7月23日、43年8月24日、39年8月10日の計5日だけだ。

気象当局によると、韓国は今後数日間、気温がさらに上がる可能性があり、多くの地域で過去最高気温を更新しそうだという。観測史上初めて、ソウルの気温が39度を突破する可能性もある。

韓国東部の江原道の洪川郡と寧越郡でも7月31日、気温が観測史上最高の38.5度に達した。

ソウルのほか、いくつかの主要都市の気温も同日、31~37度まで上がった。大田は37.2度、光州は37度、仁川は35.2度だった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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