アシックスは3日、中期経営計画「ASICS Growth Plan (AGP)2020」の数値目標達成のためのアクションプランを発表した。重点項目の筆頭としては米国市場への注力を挙げ、「最大かつ最重要市場と認識し、これまで以上に本社機能のリソースを投入し、若いランナーの取込みを目指す」とした。次に挙げたのが中国市場への取り組みで、「迅速な意思決定を実施する中国本部を上海に設置し、市場成長を超えたシェア獲得を目指す」とした。さらに「アパレル、アクセサリーの現地企画開発機能を強化して地域のニーズに迅速に対応」「中国の大手Eリテイラーとの関係を強化し、SNSなど中国独自のデジタル環境を活用しながら成長を加速」とした。同社の2017年12月期売上高は前期比0.3%増の4001億5700万円で売上高営業利益率は4.9%。2020年の売上高5000億円以上と営業利益率7%以上を目指す。
この記事のコメントを見る