2012年7月22日、中国・浙江省温州市で起きた「高速鉄道事故」から、23日で1年となる。2011年7月23日、停車していた高速列車に後続列車が追突したこの事故では40人の死者が出た。事故車両を破壊し穴に埋めようとしたことが証拠の隠ぺいだと批判が集まり、最終的には人災と断定され、当時の鉄道部長ら54人が処分された。証拠隠ぺいやずさんな管理に多くの人が憤りを感じた。

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2012年7月18日、中国のネットユーザーは温州市で起きた高速鉄道事故について、「高速鉄道の事故からもうすぐ1年を迎える今、私は事故現場に赴いた。昨年埋められた後にまた掘り起こされた車両頭部はいまだに土がついた状態で現場に放置されていた。人々に忘れ去られたかのような車両は内部も事故当時のままだった。事故当時の騒然さがうかがえる車内には事故当日の新聞や弁当などが散乱していた」と自身のマイクロブログに体験談を掲載した。（翻訳・編集/内山）