航空機と管制の交信が「雑音」に妨害される事件が多発!1日平均1件のペース―湖北省

Record China    2012年7月20日(金) 20時7分

拡大

20日、中国湖北省管内で違法無線の混信により、航空機の運航に混乱を及ぼした件数は今年1月から6月までに197件に上ることが分かった。写真は武漢天河国際空港。

(1 / 8 枚)

2012年7月20日、中国湖北省管内で違法無線の混信により、航空機の運航に混乱を及ぼした件数は今年1月から6月までに197件に上ることが分かった。地元紙・長江日報が伝えた。

その他の写真

12日午後8時10分(日本時間同9時10分)、湖北省宜昌の上空を飛んでいた成都武漢行きのフライトを操縦していた機長が、武漢天河国際空港の管制官と交信していたところ、突然、中国の人気ユニット「鳳凰伝奇」のヒット曲「最[火玄]民族風」が流れ出した。

幸い、曲はすぐに聞こえなくなり、フライトにも影響はなかったが、この空域でこうした混信が起きるのは決して珍しくない。今年1〜6月の間に計197件、1日平均1回は航空機と管制との交信に何らかの雑音が入っている計算になる。

中国民航局は管制との交信用に専用の周波数を使っている。テレビやラジオ、アマチュア無線などにはそれぞれ決まった周波数が割り当てられており、混信しないようになっているが、勝手に周波数を拡大し、航空機専用の周波数に割り込んでくるケースが後を絶たないという。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携