中身0．5元（約8円）の財布が大手柄―陝西省西安市

2007年3月5日深夜、陝西省西安市公安局碑林支局の警官が、パトロール中に不審な青年4人を発見し、尋問を始めた。しかし4人はその場を逃走、警官が追いかけ逮捕に至ったという。その後取調べを受けた4人は、通行人を恐喝して財布を奪ったところだったと自供し、また警官は1人のカバンから刀を見つけ出していた。

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その後警官は、彼らが奪った財布の持ち主を調べようと、財布の中を開いた。そして、思わず苦笑い。財布の中身は、なんとたったの0．5元（約8円）だったのだ。しばらく経ってこの財布は、警官によって無事持ち主の元に届けられた。大金は入っていない財布だったが、不審な青年の逮捕のきっかけを作ったことは、お手柄だったと言えるだろう。4人は身柄を拘束されたまま、余罪を追及されている。（編集・饒波貴子）