あわや大事故!北朝鮮航空機、着陸時にタイヤから発火―北京市

Record China    2007年3月7日(水) 10時44分

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朝鮮高麗航空会社所属のTU−154型航空機(写真)が、2007年3月6日に北京首都空港でタイヤを燃やす事故を起こした。TU−154型航空機は、旧ソ連が開発したジェット旅客機。旧共産圏の国を中心に現在も多数運行している。

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2007年3月6日午前9時20分、ピョンヤンから北京首都空港へ到着した国際便の着陸の際、タイヤが燃える事故が発生した。

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この航空機は着陸時の滑走の際に左後部のタイヤから突然煙を噴き上げ、間もなくタイヤは炎に包まれた。ただ、タイヤから炎を吹きながらも無事停止地点には到達した。空港の従業員は迅速に消火器などの機材を使って消火活動を行い、空港の消防隊員も現場に駆けつけ、10分後に火は消し止められた。機内の乗客にも被害はなく、無事だった。

目撃者の証言によると、この航空機が停止地点に到達するまでの間、地面に約30数mのブレーキ痕を残すほど激しくブレーキをかけているとのこと。左後部のタイヤの表面は激しく磨耗しており、燃えた跡も確認できる。

首都空港ニュースセンター関係者は、今回の火災の原因は朝鮮高麗航空会社の航空機の滑走速度が速すぎたことと、タイヤが老朽化していたことが原因だとしている。朝鮮高麗航空会社の北京代表所の職員によると、このTU−154型航空機は、タイヤの交換をした後にピョンヤンに戻ったとのこと。(編集・佐々木康弘)

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