2012年7月20日、中国のネットショッピングサイトでアラスカ産の海産物の取り扱いが始まった。中国人消費者の安全な食品への注目の高さから、今後大きな伸びが期待されている。中国新聞社が伝えた。

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アラスカシーフードマーケティング協会（ASMI）によると、米アラスカ州では97年から中国本土と香港に海産物を輸出しており、その売上高は近年急増している。11年の中国への輸出高は前年比51％増の約10億ドル（約780億円）となり、日本に次いで世界で2番目の多さを記録した。

上海の米国総領事館農業貿易処の王麗（ワン・リー）代表によると、中国では経済発展に伴い国民の生活レベルが向上し、消費者の安全な食品への注目度が特に高くなっている。アラスカ産の海産物はこうした人々の要求にまさに適合しているという。

アラスカシーフードマーケティング協会は、今回のネットショッピングでの取り扱い開始に合わせて上海で記者会見を開くなど、中国市場での更なる売上拡大に期待を示している。（翻訳・編集/HA）