そんな故ザハ氏の貴重かつ偉大な建造物を香港で見ることができる。その建築物は、香港理工大学(Hong Kong Polytechnic University)の敷地内にあるジョッキークラブイノベーションタワー(The Jocky Club Innovation Tower)という名前の建物である。ザハ建築事務所のホームページを見ると、この建物は2007年から着工され2014年に完成をしている。
ジョッキークラブイノベーションタワー(The Jocky Club Innovation Tower)の外観はザハ氏らしい曲線を重ねて造られており、なんとも不思議な形をしている。斜めに建っているかのようにも見え、見る方角によって様々な表情を見せてくれる。建物をぐるりと回って違う角度から見上げると、尖った角が現れる。
このジョッキークラブイノベーションタワー(The Jocky Club Innovation Tower)はデザインを学ぶ学生が実際に利用をしている建物だが、この外観からは内部がどのような構造になっているのか、果たして学習スペースに適した建物なのか、一切想像ができず 非常に興味深い。
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