2012年7月23日、台湾のタレントで俳優の大炳（ダービン/余炳賢）が、北京市内の病院で死亡したことが明らかになった。聯合報が伝えた。

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ドラマ「ハートに命中！100％（08年）」や「敗犬女王（09年）」などの、コミカルな役柄でも知られる大炳。今月20日、急性肺炎のため北京市内の病院で死亡したことが明らかになった。37歳の若さだった。

バラエティ番組で政治家などのモノマネを披露し、実弟の小炳（シャオビン）と共に人気者になった。数々の台湾ドラマでクセのあるコミカルな役柄を好演し、俳優としても道を開いたが、昨年は4度目の薬物使用で逮捕されている。その後、心機一転を図るため、活動拠点を中国に移していた。

今月はじめから急性肺炎で入院していたが、弟の小炳によると20日未明、容体が悪化し死去。23日、台湾での元所属事務所の社長がこれを発表し、同日夜に遺骨となって台湾へ戻っている。（翻訳・編集/Mathilda）