「恋愛映画の名手」ピーター・チャン、ジョン・ウー監督の通訳で映画界へ―香港

Record China    2012年7月24日(火) 20時15分

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23日、ラブロマンス映画の名手として知られるピーター・チャン監督が香港で、自著出版を記念して座談会を行った。

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2012年7月23日、ラブロマンス映画の名手として知られるピーター・チャン(陳可辛)監督が香港で、自著出版を記念して座談会を行った。聯合報が伝えた。

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「君さえいれば/金枝玉葉(94年)」や「ラヴソング(97年)」など、数々のラブロマンス映画を大ヒットさせ、香港を代表する映画監督の1人となったピーター・チャン。昨年は、初めてアクション時代劇に挑戦した「捜査官X」も大好評だった。

このほど自著「自己的路」を出版。23日には開催中の香港ブックフェアに登場し、座談会を行った。20年以上にわたる監督業について語り、「人生の中で最も大切な3人」について、父親で映画プロデューサーだった陳銅民氏、香港の大物コメディ俳優エリック・ツァン (曾志偉)、パートナー関係にある女優サンドラ・ン(呉君如)の名前を挙げた。

監督によるとエリックは、これまでの活動をしっかり支えてくれた恩人。コメディ映画に欠かせない人気女優サンドラ・ンとは10数年来のパートナー関係にあり、2006年には娘も生まれている。サンドラについて、「僕と一緒にいるのは苦労が多いと思う」と語り、“妻”へのあふれる愛情をのぞかせていた。

両親がタイ華僑で、8歳からタイで育った。父親は映画プロデューサーだったため、子供の頃から映画に関心を抱いていたという。「レッドクリフ」でも知られるジョン・ウー呉宇森)監督のタイ語通訳を務めたことが、監督業に進むきっかけになった。タイでの生活やアメリカ留学での経験が、その後の映画製作に大きな影響を与えているという。(翻訳・編集/Mathilda

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