Record China 2012年7月24日(火) 13時17分
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23日、アジア・アフリカ地域で野生動物の違法取引が最も深刻な国はベトナムだが、これに次いで深刻な国は中国だということが、WWFの報告書で明らかになった。写真は12年5月、河南省鄭州市の税関で押収されたヒョウ皮。セネガルからの密輸品。
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2012年7月23日、カタールの衛星テレビ局・アルジャジーラの報道では、アジア・アフリカ地域で野生動物の違法取引が最も深刻な国はベトナムだが、これに次いで深刻な国は中国である。世界自然保護基金(WWF)が公開した報告書で明らかになった。
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中国・環球網によると、報告書はアジア・アフリカ地域23カ国を対象にサイ、トラ、ゾウの保護に関する保護問題を扱っており、野生動物の違法な捕獲やそれらに関連する製品の密売などでベトナムと中国、ラオスがワースト3カ国として挙げられている。
また、中国は密猟した野生動物製品の世界最大の市場になっており、とくにアフリカ産の象牙に関しては中国とタイが最大の密輸市場になっているという。記事は「中国が仮に野生動物保護に力を入れているとしても、世界最大の市場による需要がある限り、問題は変わらず深刻だということになる」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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