Record China 2012年7月25日(水) 22時8分
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24日、広西チワン族自治区桂林のテーマパークで長さ38センチ以下のミニスカートを着た女性を対象に入園料を半額にするキャンペーンが行われ、論議を呼んでいる。
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2012年7月24日、人民網日本語版によると、広西チワン族自治区桂林のあるテーマパークで長さ38センチ以下のミニスカートを着た女性を対象に入園料を半額にするキャンペーンが行われ、論議を呼んでいる。賛否両論の議論が絶えない中でも来園者は増加を続け、21日から22日にかけて来園者のピークを迎えた。対象者は55元(約660円)で入園が可能となるため、21日だけでも1万2000人以上の入園者が訪れた。中国新聞社が伝えた。
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22日午前10時ごろ同園を訪れると、入り口には多くの車が停められていた。同日は晴天で気温は36度に達していたものの、暑さをものともしない来園者が行列をつくり、ミニスカート姿の来園者がチケット売り場前でスカート丈の長さのチェックを受ける姿が見られた。同時に入り口近くのトイレでは多くの女性が行き来していた。多くの女性が割引チケットのためにチケット購入前にトイレでミニスカートに着替え、入場後再び元の服装に着替えていた。来園者の蘇さんは「面倒だが、ミニスカートの長さも入場料も許容範囲内でお得だ」と語る。
女性の来園者の大部分は年齢に関わらずミニスカート着用の55元の入園チケットを購入していたが、中にはズボン姿のまま110元のチケットを購入する人もいた。来園者の黎さんは「55元という入園料は確かに安いが、私はミニスカートが似合わないし、家族と休日を楽しむために来たのだから、普通のチケットを買っても問題ない」と話した。
同園の邱柏華(チウ・ボーホア)総監によると、同園では2007年から6年連続で夏にこうしたミニスカートのイベントを実施している。当初は風景区が国家5A級風景区の称号を獲得したお祝いのキャンペーンとして実施したが、キャンペーンを目当てに訪れる来園者が増加したために継続した。同キャンペーンが最近インターネットで議論になっていることについては「予想外だ」としながらも、同キャンペーンはずっと健全なイメージを保っており、来園者にも好評であることから、この件で悪評が立つことは避けたいと語った。
7月と8月は同園の観光シーズンにあたり、「ミニスカートキャンペーン」は入園者増加だけでなく、ビジネスチャンスも生んでいる。同園入り口のチケット売り場から20メートルほど離れた街路樹の下には、様々なミニスカートを売る屋台が登場。店主によると、ミニスカートのキャンペーンを知らない来園者や他の地方から訪れた観光客向けに販売しており、1点30〜40元(約360〜480円)のミニスカートに入園料55元を足しても元の入園料より安いために好評で、午前中だけで200点近くを売り上げたという。
来園者の多くは同園のこのキャンペーンに好意的で、利用客のための優遇措置だと評価している。しかし7月1日のキャンペーン開始後、同園では1日7000人以上の来園者が訪れてパンク状態となっており、来園者からはアトラクションの待ち時間の長さに不満の声もあがっている。(編集/TF)
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