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今月21日北京市を襲った豪雨で市内の多くが冠水し、房山区では最大460mmの降雨量を記録し、実に500年に一度の豪雨となった。多くの犠牲者が予想される今回の水害だが、市政府は犠牲者が37人と伝えてから情報の更新を行っていない。写真は豪雨に見舞われた北京市。
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今月21日午後から22日未明にかけ北京市は豪雨に見舞われた。市内の多くは冠水し、南西部の房山区では最大460mmの降雨量が確認され、実に500年に一度の豪雨となった。多くの犠牲者が予想される今回の水害だが、市政府は22日に犠牲者が37人と伝えてから、情報の更新を発表していない。被害を間近に感じる市民たちは、市側が被害状況を故意に隠しているのではと不信感を募らせている。
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2012年7月24日、中国大手ポータルサイト・捜狐(SOHU)のCTO(最高技術責任者)である王小川(ワン・シャオチュワン)氏は、今回北京を襲った豪雨に関して、「私は今回北京を襲った豪雨の犠牲者数を知り、驚愕のあまりしばらくものがいえなかった。この数字は私の理性や感性、想像などあらゆる感情がマヒするほどのものだった」と自身のマイクロブログに意見を掲載した。
さらに王氏は、「政府はここ数日中に今回の被害について発表することだろうが、私にはここでその数字を口にする勇気はない。一国の首都に発生した大雨でこれほどの被害が出るとは、中国人はなんとに苦難に満ちた民族なのだ」と続けたが、書き込みはすぐに削除された。(翻訳・編集/内山)
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