韓国人の84%が「犬肉食べたことない」、認識に変化=ネットには「食べるのも食べないのも自由」の声

Record China    2020年10月26日(月) 16時40分

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23日、韓国・ハンギョレによると、動物保護団体が市場調査機関と共同で行った韓国の食用犬消費認識調査の結果、84%が「犬肉を食べたことない」と回答した。写真は韓国の市場の犬肉店。

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2020年10月23日、韓国・ハンギョレによると、動物保護団体Humane Society International(HSI)が市場調査機関Nielsen Koreaと共同で行った韓国の食用犬消費認識調査の結果、84%が「犬肉を食べたことない」と回答した。

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記事によると。アンケート調査は韓国国民1000人を対象に今年6月から9月にかけて「伏日(ポンナル。韓国の土用のうしの日)」前後に2回行われた。

それによると、83.8%が「犬肉を食べたことがない、また今後も犬肉を食べる意思はない」と回答。また58.6%が犬肉禁止を支持した。これは2017年のHSI内部調査の結果より23.9%増加した数値だという。57%は「犬肉の消費が韓国に対する否定的認識を抱く影響を及ぼす」と答えた。

HSI側は「韓国人の多くは犬肉を食べず、犬を食用ではなくペットとして認識する人口が増えている。この20年間でペットは韓国社会の重要な要素として位置づけられている」とし、「特に若い世代を中心に犬と交感し友情を交わす人が増え、動物保護に対する関心が高まり、犬肉の消費に対する否定的な認識が高まった」と評価したという。

この結果を受け、韓国のネットユーザーからは「30代以下の世代で犬肉を食べたことある人はごく少数」「食べるのは年配の人だけ」と納得する声が上がっているものの、犬肉を禁止することについては「自分は食べないけど、食べる人に対してはとやかく言う資格はない。これは強要できる問題じゃない」「食べるのも自由、食べないのも自由」と嗜好の自由を主張する意見が目に付く。

また「韓国より中国の方がたくさん食べるのに、なんで韓国ばかり騒がれるの?」「犬肉文化は中国から伝わってきたのに」と不満げな声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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